「市の依頼で…」千葉で床下浸水の家へ詐欺未遂容疑、3人逮捕

8月13~14日の千葉豪雨に乗じて、住宅の工事費名目で現金320万円をだまし取ろうとしたとして、千葉県警茂原署は1日までに自称自営業の松戸陸容疑者(23)=自称千葉市花見川区=ら3人を詐欺未遂の疑いで逮捕した。豪雨災害に関連する詐欺事件の逮捕発表は初めて。 逮捕容疑は8月30、31日、リフォーム会社を装って千葉県茂原市の男性(67)方を訪れ、「茂原市役所から依頼され、床下浸水の被害に遭った家を回っています」などとうそを言い、分電盤の交換や床の工事を持ちかけ、現金320万円をだまし取ろうとしたとしている。3人はいずれも黙秘しているという。 茂原署によると、3人は男性に対し、「床板がぶよぶよになっているので、床の工事をしたほうがいい」「320万円を振り込みではなく、現金でお願いできますか」などと伝えたという。 男性が31日に茂原市に確認したところ、市が依頼した事実がなく、警察に通報した。警戒中の警察官が同日、男性宅を再訪した松戸容疑者ら2人を現行犯逮捕し、車で逃走した1人を9月1日に逮捕した。茂原署は余罪を含め捜査している。【高梨晃世】

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