指定暴力団山口組(神戸市)の分裂抗争で、岡山県公安委員会が山口組と指定暴力団池田組(岡山市)との間で適用していた「特定抗争指定」が8日、解除された。2022年の指定以降、岡山、倉敷市を「警戒区域」と定めて組員らの行動を厳しく制限してきたが、解除に伴い、違法な資金獲得など暴力団活動の活発化が懸念されるとして、岡山県警が警戒を強める方針だ。 特定抗争指定の解除は、市民の安全を脅かしかねないほどの対立は沈静化したとの判断で、一連の分裂抗争では初めて。警戒区域では組事務所への立ち入りや組員同士の集合が禁止され、岡山市は山口組系事務所8カ所、池田組の事務所と関連施設の計2カ所、倉敷市では山口組系事務所2カ所が規制対象だった。うち池田組の事務所は岡山市の申請で岡山地裁から使用禁止の仮処分が出されており、引き続き使用できない。