お笑いコンビ・ニューヨークがMCを務める、「ABEMA」オリジナル番組『愛のハイエナ season6』、9月8日(火)23時より放送された。番組では、かつて富山県で名を馳せたレディース総長の現在に密着。現役時代の壮絶なエピソードや、2人の息子を育てる母親としての現在が明かされた。 話を聞いたのは、富山県最強レディース「音速天女」の初代総長・しおりさん。タイマン成績50戦無敗の武闘派で、傷害事件で新聞に取り上げられたこともあったという。36歳になった今も、顔には喧嘩の傷跡が残っている。 喧嘩無敗を誇ったしおりさん。その背景には、毎週土曜日の“集会”があった。近所の土俵に集まり喧嘩の練習をしていたといい、しおりさんは「見てるだけでもエグい」と当時の激しさを振り返る。 そんなある日、音速天女最大の抗争が勃発。富山市にある“古堂の森”で50対50の抗争が繰り広げられたが、音速天女は即座に相手を圧倒。あっという間に勝利を収めたという。 また、違う町の暴走族の男性と交際していた際は、些細な不満からグループを巻き込んだ喧嘩に発展。当時を知る仲間からは「この人は全国制覇を目指してた」と、しおりさんの暴れっぷりが伝わる声も寄せられた。 最大の転機になったのは、総長になって一年が経った17歳の頃。敵対する一人の女性を複数人で襲ってしまい、最終的に「お風呂に入れてあげよう」と、喧嘩相手を自宅に連れて帰ったという。しかし、それが監禁とみなされ、しおりさんは暴行・傷害・監禁の罪で逮捕された。 その後しおりさんは、1年8ヶ月の少年院生活を送り、総長を引退。25歳の時に元暴走族の男性と結婚し二人の子を出産したが、2年後にシングルマザーとなった。そこからは昼はパチンコ店、夜はキャバクラで働き家族を支えたという。 27歳のときには、200万円でスナックを買い取り経営者になった。しおりさんの人柄もあり、元メンバーや常連客が足を運んでお店は繁盛。元メンバーからは「今頑張ってる姿を見ると尊敬する」という声も挙がる。 また、8歳と12歳の息子と暮らす家のリビングには、「天下無敵乃総隊長」と書かれた特攻服が飾られている。しおりさんは「この子らに憧れてほしくない」と、あえて特攻服を目につく場所に飾っていると説明。「私が心ない人間だったから、この子たちには優しい気持ちでいてほしい」と話した。 番組ではその他、もう一人の伝説レディースの今を取材。過去からは想像できない“意外な職業”で働く姿が紹介された。