西畑大吾(なにわ男子)と福本莉子がW主演を務める映画「時給三〇〇円の死神」が2026年10月2日(金)に全国公開される。この度、西畑、福本の新たな場面写真が公開され、こだわりの制作秘話も明らかになった。 ■「366日」製作陣が手掛ける切なくも美しいヒューマンストーリー 本作は、藤まる氏による同名小説が原作。メガホンを取るのは、映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」で監督を務めた酒井麻衣。そして、映画「366日」の製作陣が手掛ける。 本作で描かれるのは、未練を残したまま死んだ者に与えられる人生の“ロスタイム”。それは、死の事実がなかったことにされた世界で、もう一度だけ日常を生きられる最後の時間。そんな“死者”たちの心残りに寄り添い、あの世に導くことが“死神”の仕事。父が起こした事件をきっかけに希望を失って暮らす大学生の佐倉真司(西畑)と、彼を死神のアルバイトに勧誘する天真爛漫な同級生・花森雪希(福本)が、“死神バディ”として死者たちの想いを見届ける。 主演の西畑、福本のほかに、渋谷凪咲、齋藤潤、泉谷星奈、佐津川愛美、山口馬木也、小澤征悦ら、実力派キャストが名を連ねる。 ■西畑&福本の新場面写真公開 繊細な心理描写に定評のある酒井監督のこだわり 今回公開された場面写真では、キャラクターに降り注ぐ繊細な雨の描写が捉えられている。 酒井監督は、“死神”や“ロスタイム”というファンタジックな設定を、どこか現実と地続きに感じられる世界として描くことを映画化にあたり目指した。撮影ではほぼ全編にわたりステディカムを使用。一見止まっているようでいて、実は呼吸するようにわずかに動き続ける映像が、登場人物たちの感情の流れに静かに寄り添っている。 なかでも酒井監督のこだわりが強く表れているのが、冒頭、そして終盤に登場する交差点のシーンだ。千葉県庁前の道路を封鎖し、雨とCGを駆使して映像を作り上げた。CG作業では雨粒が落ちるわずかなタイミングにまで修正が施された。 ■原作者・藤まる氏からのコメント 小説家としてデビューした際のインタビューで「いつか映画に関わりたい」という目標を掲げておりましたので、「ようやく夢が叶ったぞ」と思いました。制作サイドには「自由に作って欲しいです」とお伝えしましたが、脚本の時点で原作を忠実に再現してくださり、オリジナルの演出も素晴らしく、その判断は正しかったと感じています。 完成した作品はめちゃくちゃ面白かったです!俳優さんの熱演はもちろん、映像や音楽、細かな部分まで原作を再現してくださり、映画ならではの魅力も存分に感じました。長年応援してくださったファンの皆様のおかげで、この素晴らしい映画が出来上がりました。この機会に是非、原作やコミカライズをもう一度読み直していただけるとうれしいです。映画の方も一回と言わず何十回でもリピートして観てくださいね! ■「時給三〇〇円の死神」ストーリー 不祥事を起こした父親の逮捕、両親の離婚など不幸続きの人生に絶望していた大学生の佐倉真司(西畑)はある日、同級生の花森雪希(福本)に“死神”のアルバイトに誘われる。雇用期間は6カ月間、依頼内容は郵便受けに投函され、交通費はなし。そして、時給はたったの“三〇〇円”。嘘みたいで理不尽なその仕事は、この世をさまよう死者の心残りに寄り添い、願いを果たす手伝いをし、あの世へ送り出すことだった。死神のバディとして花森とともに様々な死者たちとの出会いを通じて、佐倉の止まっていた人生は少しずつ動き始めた。