被害額は約76万円 事務所や飲食店に侵入し現金などの盗みを繰り返したとして78歳の男を追送検し捜査終結

新潟県糸魚川市で今年5月、夜間で営業時間外だった糸魚川市内の店舗に忍び込み、現金60万円やカメラなどを盗んだとして逮捕された78歳の男について、警察は上越市や柏崎市でも会社事務所や飲食店に侵入して盗みを繰り返していたとして、余罪16件を検察に追送致し、捜査を終結したと発表しました。 警察によりますと、上越市日之出町に住む無職の男(78)は今年5月、糸魚川市内の店舗に侵入して現金60万円やカメラを盗んだとして6月に逮捕され、その後の捜査で、今年4月上旬から5月2日までの間に、上越市内にある議員の後援会事務所に忍び込んで現金6万円や商品券などを盗んだ疑いで再逮捕されました。男はその後、起訴されています。 警察の捜査で、男が今年4月ごろから6月ごろまでの間に、上越市や柏崎市でも会社の事務所や飲食店に侵入し、中にあった現金や商品券などを盗んだことが判明したということです。車で現場まで向かい、犯行に及んでいたということで男の余罪16件について、警察は9日までに検察に追送致し捜査を終結しました。 被害は商品券など22点、およそ76万円相当で、このうち現金は約74万円だったということです。 警察によりますと、男は6月に逮捕された当時は「身に覚えがない」と容疑を否認していたものの、その後は自分の犯行であると供述しているということです。

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