「婦人科検診を受けてみないか」患者に性的暴行容疑で逮捕の75歳病院長 現地で聞いた意外な“評判”

「細胞を採取するためだった」 診察室で女性患者に性的暴行を加えたとされる医師は、あくまで診察の一環だったと主張しているという。 「’26年8月25日、警視庁荻窪署は荻窪国際医院の院長、台湾国籍の范育仁(はん・いくじん)容疑者(75)を不同意性交等の疑いで逮捕しました。6月2日の正午過ぎ、20代の女性患者に『婦人科検診を受けてみないか』と言い、性器に玩具を入れた疑いです。女性はこの日が何度目かの受診で、診察室では2人きりでした。検診を不審に思った女性がその日のうちに警視庁へ相談したことから事件が発覚しました。 范容疑者は『玩具を使ったことは間違いないが、細胞を採取するためだった』と容疑を否認しているということです」(全国紙社会部記者) 范容疑者の身柄が検察に送られたのは8月27日のことだった。朝8時半ごろ、車いすに乗って護送口に現れた范容疑者は集まったカメラマンに顔を向けることはなく、時折、前方に向けてにらみつけるように鋭い視線を送っていた。 荻窪国際医院は荻窪駅西口から徒歩で5分ほどの雑居ビルの2階に入っている。ホームページによると、内科・婦人科・心療内科のクリニックとして’23年6月に開院。日本語・英語・中国語の3ヵ国語に対応し、〈身近な体調不良から慢性疾患、女性特有のお悩み、 こころの不調まで、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください〉としている。 事件後に訪れるとクリニックの扉は閉じられ、〈院内の諸事情により、当院は本日より当面の間、休診とさせていただきます〉という貼り紙がされていた。 同じビルに入居している男性によると、「普段は扉が開いていて、目の前に受付があり若い女性の事務員がいるんです。病院内は明るくて入りやすい雰囲気でした」という。 ニュースで事件のことを知ったという同じビルに入居する女性は「気さくないい方でしたよ」と驚きを隠せない様子だった。 「たまに通路などで会うと『こんにちは』と挨拶してくれる気さくな方でした。『お体の調子はどうですか』と、こちらの体調を気にしてくれたり、優しい先生だなという印象です。毎日のように患者さんを見かけたので、評判は良かったのではないでしょうか」 前出の社会部記者も「患者からの評判は良かった」と、こう説明する。 「范容疑者はこれまでにも、別の病院で院長や医局長を務めるなど実績のある医師でした。いまの病院を開いてからも、『自分の感情やストレスについてうまく引き出してくれる』『専門的かつ安心感のあるアドバイスをしてくれる』と患者からの信頼も厚かったようです」(前出社会部記者) しかし、今回は女性患者から性的暴行をされたという訴えを受けて逮捕されることとなった。玩具を使ったことは認めつつも、「下半身に当てただけ」だと供述しているという范容疑者。もし本当に「診療の一環」で「細胞を採取するため」の行為だったとしても、なかなか女性患者が警察に相談する事態にはならないのではないか。 これまでに積み上げてきた患者からの信頼が、大きく損なわれてしまったのは間違いないだろう。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://x.com/FRIDAY_twit 取材・文:中平良

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