勤務先の高校に通う教え子と盗み目的で住宅に忍び込んだとして、警視庁は、東京都立高校教諭の木村涼介容疑者(26)=東京都大島町=を住居侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕し、16日発表した。「(少年らが)廃虚に侵入して物を盗んでいると聞いて、肝試し的な感覚でついて行った。窓から室内に入った記憶はない」と容疑を一部否認しているという。 少年事件課によると、木村容疑者は勤務する高校に通っていた少年2人と共謀し、2月2日午後8時ごろ、大島町の70代男性宅に無施錠の窓から侵入し、室内を物色した疑いがある。容疑者らは奥の部屋から物音が聞こえたため、何もとらずに逃走したという。少年2人はいずれも別の空き巣事件ですでに逮捕されており、警視庁は今回の事件についても両容疑で調べている。 大島町内では1~2月にかけて、空き巣被害が相次いだ。4月、町内の少年が「もう逃げられないと思った」と大島署に自首した。 警視庁はこれまでに、6件の空き巣事件をめぐり、同じ高校に通っていた少年計6人を窃盗などの疑いで逮捕した。このうち2人が今回の事件にも関与したとみられ、少年らの供述から、木村容疑者が関わった疑いが浮上したという。