ベトナム国籍の男8人が逮捕された大麻リキッド密輸事件で、静岡県内で過去最大量が押収されましたが、この組織が国内に広く流通する大麻リキッドの最大規模の供給源の一つだったとみられることが新たに分かりました。 ベトナム国籍で磐田市に住む解体工の20歳の男ら8人は、2025年9月から2026年1月、14回にわたってベトナムから大麻リキッドを密輸した疑いで逮捕・送検されました。 警察は14回の密輸入うち、7回分のおよそ23キロを押収。県内の押収量としては過去最大です。残りの7回分の密輸入量も同量だったとみられ、末端価格は少なくとも1グラム1万円で4カ月間で推定46キロほどの大麻リキッドを扱っていたということです。 警察によりますと、押収した大麻リキッドは、入っていた瓶を逆さにひっくり返しても動かないほど粘り気が強かったといい、希釈後の末端価格は10億円を超える可能性あるということです。 大麻リキッドは酒や調味料などの容器で、日用品と一緒に段ボールに入れられ空路で送られていました。8人は名古屋市のベトナム料理店で知り合ったグループ。 警察は日本での販売を目的とした組織的な犯行で、国内に広く流通する大麻リキッドの最大規模の供給源の一つだったとみて実態解明を進めています。