紛失防止タグを悪用し、好意を抱いた女性の母親の位置情報を無断で取得したとして、茨城県警は16日、ストーカー規制法違反の疑いで、住所不定、タクシー運転手、男(57)を逮捕した。県警によると、「女性の生活実態を知りたかった」などと容疑を認めている。 逮捕容疑は8月11日ごろから同21日ごろまでの間、県央地域に住む40代の母親が使用する月決め駐車場で、無線通信でスマートフォンと連携して場所を特定できる紛失防止タグ1個を母親の乗用車に取り付け、複数回にわたって位置情報を取得した疑い。 県警人身安全少年課によると、男は駐車場で、母親と一緒にいた20代の長女を見かけて好意を抱き、長女の自宅や職場を知るために犯行に及んだ。男と親子に面識はなかった。 母親のスマホに同21日、不審なタグを検出した警告(トラッキング通知)が表示されたことから、乗用車を調べたところ、底部に磁石で取り付けられたタグが見つかり、県警に被害を届けた。タグの持ち主を捜査するなどして男が浮上した。