【詳報】クマスプレー噴射の中3男子を傷害容疑で逮捕 スプレーは副校長が校庭に置き忘れ 岩手県北上市

2026年9月17日、岩手県北上市の中学校で、クマよけのスプレーを校庭で噴射し、同じ学年の生徒にけがをさせたとして、この学校の男子生徒が現行犯逮捕されました。 市の教育委員会は会見を開き、使用されたクマスプレーは、前日に副校長が校庭に置き忘れたものだったと説明しました。 傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、北上市立江釣子中学校3年の男子生徒(15)です。 警察によりますと、この男子生徒は9月17日の午後1時ごろ、江釣子中学校の校庭で刺激物が含まれるクマスプレーを噴射し、同じ学年の男子生徒に、皮膚が赤くなり腫れるけがをさせた疑いが持たれています。 北上市教育委員会は9月17日の午後7時から会見を開き、船田浩教育長が「生徒がけがをする事態となり、被害にあった生徒とその保護者に、お詫び申し上げます」と述べた上で、事件の経緯を説明しました。 市教委によりますと、男子生徒が噴射したクマスプレーは、去年10月、市教委がクマ対策として北上市内の小中学校に1本ずつ配置したものでした。 江釣子中学校ではこのクマスプレーを職員室に保管していましたが、事件前日の16日、副校長が校舎付近を巡回する際に持ち歩き、校庭の南側にある鉄棒の踏み台の付近に置き忘れていたということです。 逮捕された男子生徒は、このスプレーを事件直前の昼休み中に見つけ、校庭で遊んでいた複数の生徒に向けて噴射したということです。 事件発生当時、けがをした男子生徒を含め男女合わせて11人の生徒が、目やのどの痛みを訴えたりして救急搬送されましたが、いずれも命に別条はなく、すでに帰宅したということです。 また逮捕された男子生徒にも噴射したスプレーがかかったということですが、病院には運ばれていません。 こうした事態を受け、市教委は9月17日、市内の小中学校全てに対し、スプレーの管理を徹底するよう注意喚起を行ったほか、江釣子中学校では今後、保護者説明会を開くことにしています。 逮捕された男子生徒は、警察の調べに対し、スプレーを噴射した行為は認めている一方、「けがをさせようと思って、やったわけではない」と供述し、傷つける意図については否認しているということです。 (岩手めんこいテレビ)

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