高知県内の中学校教諭2人が、9月に免職・戒告の懲戒処分を受けたことについて、高知県の今城純子教育長は「深刻に受け止めている」と述べ、「今後、不祥事防止のチェックリストをもとに再発防止に努める」などと説明しました。 この問題は、室戸市・佐喜浜中学校の男性教諭(31)と、香南市・夜須中学校の男性教諭(31)の2人が、9月15日付けで懲戒処分を受けたものです(2人の所属は9月15日の懲戒処分当時)。 佐喜浜中学校の男性教諭は2026年6月、職場関係者の女性を「校長も学校も、殺しにかかるつもりやき」などと脅迫し、口止めを強要しようとした疑いで7月に逮捕されていて、7月27日に脅迫の罪で罰金20万円の略式命令を受けています。 高知県教育委員会は15日付けで、この男性教諭を「戒告」の懲戒処分としました。 また、夜須中学校の男性教諭(31)は、芸西中学校に勤務していた2022年5月〜2024年3月にかけて、自家用車やカラオケ店などで4回にわたり、未成年の女性に対して、キスや身体接触を伴うわいせつな行為をしたということです。 8月31日に被害者・被害者家族から県教委に相談があり事案が発覚していて、県教委はこの事案についてすでに県警に相談し、この男性教諭を15日付けで「懲戒免職」処分としました。 教員の不祥事が相次いだことを受け、高知県教育委員会の今城純子教育長は、18日の記者懇談会で謝罪の言葉を述べました。 高知県教育委員会 今城純子 教育長 「県民の信頼を裏切る事態が起きたことは誠に遺憾であり、深刻に受け止めています。改めて、深くお詫び申し上げます」 不祥事が相次いだことを受け、県教委は県内の公立学校に対し「不祥事防止のチェックリスト」をもとに、10月15日までに点検を行うよう求めていて、再発防止と信頼回復に努める方針です。 高知県教育委員会 今城純子 教育長 「教諭と児童・生徒の適切な距離感、また信頼される教員像について、協議する場を設け、全教職員の共通認識のもと規範意識の醸成・再発防止の徹底を図る」