福島県三春町の寺に侵入し仏像などを盗んだ疑いで14日に逮捕された男は、複数か所で盗品を保管していたことが分かりました。 窃盗などの疑いで逮捕された田村市の解体業・石井秀人容疑者の身柄は15日、検察庁に送られました。 石井容疑者は去年9月から10月までの間、三春町の寺に侵入し仏像20体と掛け軸1点、合計480万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 警察は、およそ120点の仏像などを押収していて、石井容疑者はこれを複数か所で保管していたとみられています。 警察は石井容疑者が他の窃盗事件にも関与しているとみて、共犯者がいる可能性も視野に、調べを進めています。