「星5をつけるだけ」「口コミを書くだけ」が詐欺罪にあたることも。レビューは「証言」。注意すべきポイントは…

「SNSで投稿を拡散しただけ」「飲み会に誘っただけ」「会社の資料を家に持ち帰っただけ」…どれも悪気なくやってしまいがちな行動です。しかし「何気ない判断が懲戒処分や損害賠償、さらには刑事事件へ発展することがある」と語るのは、元千葉県警刑事・森雅人さんです。そこで今回は森さんの著書『これだけで、逮捕 「知らなかった」では済まされない29の落とし穴』より一部を抜粋し、実際の事件や判例をもとにお届けします。 * * * * * * * ◆事件ファイル 口コミを書いて逮捕!? 「どうせウソってバレないでしょ? 」 ある会社員は、副業として、インターネット上のレビュー投稿を請け負っていた。依頼内容はシンプル。「星5評価を付けてほしい」「実際に利用したような感想を書いてほしい」。報酬は1件500円。 本人は商品を利用していなかったが、「おすすめです」「対応が素晴らしいです」「また利用したいと思います」などの高評価レビューを投稿した。その後、複数の事業者で同様のレビューが発覚。消費者庁による調査が行われ、いわゆる“ステルスマーケティング”として問題化した。 さらに、一部のレビューについては実体験がないにもかかわらず利用者を装っていたことから、詐欺的な広告行為として警察の捜査対象となった。本人は、「副業だと思っていた」「違法だとは知らなかった」と説明したが、書類送検された。 ココがアウト!景品表示法違反(ステルスマーケティング規制) 広告であることを隠して高評価レビューを投稿する行為などが対象。 単なる感想ではなく、消費者を騙すための情報発信と評価される可能性あり!

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