3800万円窃盗疑い「匿流」グループ11人目の32歳男逮捕「弁護士と話す」 兵庫県警

愛媛県の民家敷地内から現金約3800万円を盗んだとして、関西を中心とした「匿名・流動型犯罪グループ」の10人が逮捕された事件で、兵庫、愛媛両県警の合同捜査本部は15日、窃盗などの疑いで、住所不定、無職の男(32)を新たに逮捕した。同日夕、兵庫県警網干署に出頭してきたといい、捜査本部の調べに「弁護士と話をするつもりでいますので、少し待ってください」と話しているという。 逮捕容疑は、実行役の男らと共謀して2023年9月30日~10月1日、愛媛県今治市の民家と隣接する倉庫に侵入し、現金約3800万円や貴金属など31点(時価約168万5千円相当)を盗んだ疑い。 兵庫県警組織犯罪対策課によると、このグループは窃盗事件のほか、特殊詐欺事件などに関与した疑いも持たれている。新たに逮捕した男は、民家から盗んだとされる現金や貴金属などをワゴン車で回収する役割だったという。

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