知人女性に暴行を加えたとして、傷害の疑いで逮捕され、その後、処分保留で釈放された人気アイドルグループ「timelesz」の猪俣周杜さんについて、所属事務所は10月1日、専属契約を9月30日付で解除したと発表した。この事件をめぐっては、まだ捜査が続いており、刑事上の処分は確定していない。それでも、なぜ事務所はこのタイミングで契約解除に踏み切ったのか。発表文を読み解くと、単に「不祥事を起こしたタレントとの契約を解除した」というだけではない。そこには、旧ジャニーズ事務所をめぐる問題などを経て、芸能界に強く求められるようになった「企業統治」と「コンプライアンス」を意識した危機管理の姿勢が見えてくるという。芸能問題にくわしい河西邦剛弁護士に緊急寄稿してもらった。