(CNN) 米国が英空軍フェアフォード基地に配備していた長距離爆撃機全機を米国内の基地に戻したことが分かった。米国の当局者が明らかにした。新たな脅威が発生したことを受けた措置としている。この数日前、英国政府は同基地を標的としたイランの陰謀に関与したとして複数の人物を逮捕していた。当局者はCNNの取材に答え、「フェアフォード空軍基地に配備されていたすべての米軍爆撃機が、米国内の基地に再配備されたことを確認できる」と述べた。爆撃機を撤収した理由に関する詳細は明らかにしなかった。関係筋は、今回の脅威を「現実の事態」と表現した。前出の当局者によれば米軍が爆撃機を地域内の別の基地に配備するのではなく、本拠地に戻すのは異例。英国防省はコメントを控えた。フェアフォード空軍基地は、イランとの戦争で使用された米軍B1爆撃機の配備拠点であり、長距離攻撃の指揮を執る作戦の拠点でもある。爆撃機の撤収は、陰謀とされる当該の事件の捜査の最中に行われた。英警察は9月27日、空軍基地近くでテロと爆発物関連の容疑で男5人を逮捕した。男たちは23歳から25歳の英国籍でロンドン近郊出身とだけ身元が明かされているが、すぐに保釈された。警察は現場にあった3台のバンから爆発物は見つからなかったと確認している。英国とイランの二重国籍を持つ25歳の男も、この陰謀に関与した疑いで10月1日に逮捕された。英国のバーナム首相は先週、イランがこの事件に関与した「強い兆候がある」と述べた。一方、イランは事件への関与を否定し、告発は根拠のないものだとして、テヘラン駐在の英国大使を召喚した。イラン国営メディアが1日に報じた。