鶴岡市で普通乗用車を運転して交差点に進入し、車2台と衝突して4人を死傷させた疑いで、31歳の男が逮捕された。この男が交差点に入った時に赤信号だった可能性が高いとみて警察が捜査している。ボンネットがひしゃげた普通乗用車と横転した軽自動車から事故の衝撃の強さが伝わってくる。過失運転致傷の疑いで逮捕されたのは、鶴岡市槙代の自称アルバイト・五十嵐広大容疑者(31)。警察の調べによると、五十嵐容疑者は5日午後10時15分ごろ、鶴岡市白山の信号機のある交差点に普通乗用車で進入した際、左から来た軽自動車と衝突し、さらにその後ろを走っていた別の軽自動車ともぶつかった。この事故で、前の軽自動車を運転していた鶴岡市美原町の運転代行運転手・雨宮信之さん(68)が外傷性くも膜下出血などにより死亡。同乗していた鶴岡市若葉町の阿部紳さん(54)が意識不明の重体となっている。また、後ろの軽自動車に乗っていた男性2人も軽傷。五十嵐容疑者はあわせて4人を死傷させた疑いに対し、容疑を認めているという。警察は五十嵐容疑者が交差点を侵入した時、赤信号だった可能性が高いとみて捜査していて、過失運転致傷から過失運転致死傷への切り替えも検討しているという。警察は、事故が起きた原因を詳しく調べている。交通事故は突然しかも理不尽な形で、命を奪ったり、未来への可能性を絶たれたりする。すべての当事者にとってとてつもない傷跡を残してしまう。すべてのドライバーがほんの少し、信号を守ったり、一時停止できちんと止まったり、左右を確認したり、スピードを控えたり…。その“ほんのちょっと”の地味でも大事なルールを守るだけで、かなりの数の事故は防げるはず。「そのひと手間」を惜しまずに…。