米海兵隊強盗殺人事件 古謝沖縄県知事が政府に抗議

10月3日那覇市で発生した女性に対する強盗殺人事件で米海兵隊員の男が逮捕されたことを受け、古謝知事は7日高市総理らと面談し、米軍の綱紀粛正や再発防止の徹底を求め抗議しました。この事件は、米海兵隊の上等兵デビン・バラード容疑者(20)が3日、那覇市のホテルで39歳の女性を首を絞めて殺害し、財布などを奪った強盗殺人の疑いで逮捕・送検されたものです。事件を受け古謝知事は7日、総理官邸で高市総理と面談し、米兵による事件への再発防止策が機能していないことに抗議。米軍の綱紀粛正と再発防止の徹底や、日米地位協定の見直しを含む「実効性のある抜本的な対策」を求めました。高市総理:「米側が今後さらに行動指針を精査していくものと承知しております。事件の発生を防止するべく、いかに実効性のある措置をとっていくかについて、さらに日米間で協議を進めていきたいと考えております」このほか、小泉防衛大臣や茂木外務大臣にも同様の抗議を行いました。非公開で行われた面談のなかで古謝知事は、米軍による隊員教育の検討に日本政府も加わることを提案したということです。これに対し高市総理は、「県側の要望も踏まえて米側と協議したい」と述べるにとどめています。抗議を終え、古謝知事は―古謝知事:「どのような協議が行われて行動指針の見直しがはかられていくのか、そこに対してきょう要請した日本政府としても関与して、再発防止策を一緒に検討していただきたい。ここが具体的にどう進んでいくのかということを、しっかりと都度都度チェックさせていただきながら我々としても意見を申し上げていきたいと考えています」今回が知事として初めての上京となった古謝知事。抗議のその先に、今度こそ米兵による事件事故を起こさせない対策がとれるのか、今後の県による働きかけ、そして米軍や日米両政府の対応が問われています。

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