10代の少女を誘拐し、ホテルに連れ込んで性的暴行を加え、その様子を撮影したとされる卑劣な容疑者の横顔は、評判のカレー店の店主だった――。SNSで知り合った女児に性的暴行を加えるなどしたとして、警視庁は東京都世田谷区のカレー店経営者、米田慎吾容疑者(42)を不同意性交や児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの容疑で再逮捕した。米田容疑者は、昨年12月15日と今年1月6日の2回、神奈川県で10代の少女を誘拐してホテルに連れ込んで性的暴行を加え、その様子を撮影した疑いがもたれている。米田容疑者は調べに対して黙秘しているが、押収されたパソコンなどからは約3500点のわいせつな動画が見つかっており、警視庁は多数の余罪があるとみて捜査している。そんな米田容疑者がオーナーとして店主を務めていたのが、下北沢のスパイスカレー店「Yonecurry&Co.」だ。’25年夏にオープンした同店を、米田容疑者は一人で切り盛りしていたという。近所での米田容疑者はこんな評判だったという。「下北沢は毎年『カレーフェスティバル』が開催されるほど、カレー屋の激戦区なんですよ。そのなかでもあの店の評判は悪くなかったんじゃないでしょうか。オーナーは気さくな人柄で接客態度が悪いという評判も特に聞きませんでしたね。ただ、全身にタトゥーが入っていたので“チャラそうな人だな”とは思いました」(近隣のカレー店経営者)実際、ネット上の口コミにも、カレーの味や店主の人柄を評価する声が見られる。米田容疑者はカレー好きの間ではちょっと知られた存在だったようだ。「下北沢に店を出す前は、神泉にある年季の入ったマンションの一部屋で間借り営業していました。初めて入るにはかなり勇気のいる店でしたが、カレーの味は絶品でした」(常連客の一人)マンションの一室という飲食業では圧倒的不利な立地にも関わらず、その美味しさは口コミで広がっていった。下北沢に店を出してからも当時の常連客が足繁く通っていたようだ。若者文化の街「シモキタ」で、評判のカレー店主として名を馳せていた米田容疑者。それだけに同業者もショックを隠せない。「見た目こそああでしたが悪い評判は聞かなかったので、まさかあの人が裏では性的暴行をしていたなんて……、と近所では噂になっています」(前出・近隣のカレー店経営者)一方で、店に行ったことがあるという近隣住民は店内に掲げられていた“あるポスター”について言及する。「店内は女性向けを意識したポップでオシャレな内装でしたが、その壁に不釣り合いな、裸の女性の写真とともに『SEX!』と書かれた大きなポスターが貼られていました。エッチというよりはセクシーなポスターでしたが、オーナーがああいう事件を起こしたと知った今では、ちょっと穿った見方をしてしまいたくなりますね」店は休業の張り紙もないまま、今夏からシャッターが閉じられたままだ。「評判のカレー店主」として街に溶け込んでいた男と、いま捜査線上に浮かび上がっている密かな色魔。その落差に、近隣住民からは驚きの声が漏れている。