ロシアがICC赤根智子所長らの身柄引き渡し要求 米に歩調合わせ揺さぶり図る狙いか

ロシア最高検察庁は8日、ウクライナ侵略の戦争犯罪容疑でプーチン露大統領らに逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)を巡り、赤根智子所長ら関係者9人の身柄引き渡しをICC本部があるオランダなど複数の国に要請したと発表した。引き渡しが実行される恐れは低いものの、ロシアは赤根氏に制裁を科すなどしてICCへの圧力を強めているトランプ米政権と歩調を合わせ、ICCを揺さぶる思惑だとみられる。ロシア側が身柄引き渡しを求めたのは、赤根氏に加え、ICCのホフマンスキ前所長やカーン前主任検察官ら。ロシア側は9人について、露国内での欠席裁判により有罪が確定している上、露当局により国際手配されていると指摘した。露裁判所は昨年12月、赤根氏やカーン氏ら9人に「違法な逮捕状」を発行したとする罪などで禁錮15年~3年6月を言い渡していた。(小野田雄一)

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