愛媛県松山市で8日朝に高齢男性がひき逃げされ死亡した事件で、男性をはねてケガをさせたうえ逃げた疑いで、トラック運転手の男がこの日の夜に逮捕されました。男は「人をはねたとは思わなかった」と容疑を否認しています。ゆっくりと走る大型のタンクローリー。現場近くの防犯カメラが走り去る様子を捉えていました。この約9分後には救急車の姿も。過失運転致死とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、松山市高岡町に住むトラック運転手・田中雄司容疑者(41)です。警察の調べによりますと、田中容疑者は松山市森松町の道路で8日午前7時過ぎ、タンクローリーを運転中、道路の左端にいた市内森松町の森田光一さん(98)をはねて逃げたうえ死亡させた疑いがもたれています。森田さんは道路わきを掃除していたとみられ、全身を強く打つなどして意識不明の重体で病院に運ばれ、約4時間半後に死亡しました。現場には、車のものとみられるプラスチックのカケラが落ちていたことなどから、警察はひき逃げ事件として捜査。防犯カメラやドライブレコーダーの映像、タンクローリー左前のヘッドライトが損傷していたことなどから、田中容疑者を特定しました。田中容疑者は取り調べに「何かにぶつかったが、人をはねたとは思わなかった」と容疑を否認しています。田中容疑者は仕事中で事故のあとも続けていて、警察は事件の詳しい状況を調べています。