「金を返すなら海外に行け」暴力団事務所で家宅捜索 「かけ子」目的で女性を連れ去り疑い 大分

特殊詐欺の「かけ子」として34歳の女性を海外に送り込む目的で連れ去るなどした疑いで、暴力団組員ら男女5人が逮捕され、福岡県警は13日に大分市内の暴力団事務所を家宅捜索しました。所在国外移送目的略取と監禁の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団山口組の傘下で大分市に本部を置く「4代目石井一家」の組員、中原竜二容疑者(54)ら男女5人です。福岡県警によりますと、中原容疑者ら5人は今年6月、中原容疑者から金を借りていた熊本県の34歳の女性を、福岡市中洲の飲食店に監禁しました。そのうえで「金を返すつもりがあるなら海外に行くしかない」などと脅し、東南アジア方面に移送するため、タクシーで福岡空港の国際線ターミナルまで連れ去った疑いが持たれています。女性は出発前に空港で警察官に保護され、防犯カメラの捜査などから警察は5人を逮捕しました。中原容疑者は特殊詐欺の実行役を集める「リクルーター」とみられています。警察は、5人が女性を「かけ子」として国外の犯罪拠点に送り込もうとしたとみて、中原容疑者が所属する暴力団事務所を家宅捜索し、事件の詳しいいきさつを調べています。

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