大分県内でニセ警察官詐欺の被害が相次いでいます。大分市に住む女性2人が、9月から10月にかけて、合わせておよそ1900万円をだまし取られたことが分かりました。警察によりますと、9月中旬、大分市の70代の女性に日本郵便の職員を名乗る男から「送った荷物に通帳などが入っていた。警察が話したがっている」と電話がありました。電話は広島県警の警察官や検察官を名乗る男に転送され、女性は「マネーロンダリングの容疑がかかっている」と告げられました。その後、通信アプリで偽の逮捕状の写真を見せられ、「容疑を晴らすために現金の番号を確認する」と言われたということです。話を信じた女性は、大分市内にある指定された2つの公園のトイレに、10月2日と6日に現金を置き、合わせて1200万円あまりをだまし取られました。その後、ニセ警察官と連絡が取れなくなった女性が不審に思い、警察に相談して被害が発覚しました。また、大分市に住む60代の女性が同じような手口で「お金の流れを調査する必要がある」などと言われ、9月28日と10月5日の2回にわたり、およそ700万円分の暗号資産や現金を指定された口座に送り、だまし取られました。警察は「警察官がお金を要求することは絶対にありません。お金を要求する電話は詐欺を疑い、家族や警察に相談してください」として、注意を呼びかけています。