那覇市内のホテルで同市在住の女性を殺害し、財布などを奪ったとして、在沖米海兵隊上等兵の男(20)が強盗殺人の疑いで逮捕された事件で、被害者の遺族は13日、代理人弁護士を通じ「今の苦しい毎日に終わりは来るのかと、不安で希望が見えない時間を過ごしている」とのコメントを出した。 遺族は「彼女が亡くなったその日から、それ以前とは全く違う世界に住んでいる」と心境を吐露。「深い悲しみ、ショック、後悔、怒り、恐怖、不安など、さまざまな気持ちを抱えながら、1日1日をやっとの思いで生活している」と記した。 捜査中であることから事件については「私たちから申し上げることはない」としつつも「ただ、人の命を奪ってよいはずはありません。彼女の命を奪った人には、その重さに見合う償いをしてほしい」と求めた。 一方、インターネット上で被害女性への誹謗(ひぼう)中傷があることを念頭に、「亡くなった後も尊厳を傷つけられている。私たちは彼女が2度も殺されたような、とても深い心の痛みを感じている」とした上で、「今はただ、彼女のことを弔い、涙を流す時間がほしい。どうか、私たちを静かに見守っていただきますよう、お願い申し上げます」とつづった。