「雪かきしてくれる優しい子だった」そんな人間がなぜ殺人未遂事件を?犯罪心理学者が指摘する“孤独と疎外感”の暴走 千葉市殺人未遂事件

10月1日、千葉市の住宅街で55歳の男性が自宅駐車場で車を洗車していたところ、ナイフで切りつけられ病院に搬送された。警察は男性の隣に住む篠原幹夫容疑者(49)を殺人未遂容疑で逮捕した。篠原容疑者は「死んでも構わないし、殺そうと思い刃物で被害者の首辺りに切り付けました」と話している。 篠原容疑者について、近隣住民の中には「私の印象ではとても優しいお子さん。雪が降ったらこの辺を雪かきしてくれるいいお子さんだった」と証言する人もいた。そんな人間がいったいなぜこのような犯行に至ったのか。 容疑者の心理ついて、犯罪心理学者の出口保行氏は「幼少時がどうだったかということと、今がどうだということは、そんなに大きな関連性はない」と言及。 さらに、容疑者が父親が亡くなってから一人で住んでいたという点に注目して「今の生活環境がどうであったのかということや、例えばお父さんが亡くなって一人暮らしになってしまった。その孤独との闘いの中で、今までだったら気にならないような些細なことが、非常に気になるようになってくる」と分析。 その上で、「それが人の心理として出てくるのは何かというと、被害感であったり疎外感というもの。相手は何の悪気もなくてやっていることを悪気に感じてしまう。疎外感というのは、例えば集落や町内で自分だけが相手にされていないような気がする、要は誰も目を合わせてくれないとか。本当は自分の行動によって相手の方が怯えていて目を合わせないだけなのに、逆に捉えてしまう。相手が自分に目を合わせてくれない。この被害感と疎外感というのは、非常に増大してくると、それが憎しみの感情に変わっていくという例はよくある」との見方を示した。(『ABEMA的ニュースショー』より)

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