名取市職員が入札情報漏えいの疑いで逮捕 市長が謝罪 調整池建設工事で公正な入札を妨害〈宮城〉

宮城県名取市が発注した工事の入札情報を漏らしたなどとして、10月14日、市職員が逮捕されたことを受け、名取市の山田市長などが10月15日に会見を開き、「こうした事態に至ったことを深くお詫び申し上げる」と謝罪しました。この事件は名取市都市計画課の技術主査・佐藤源亮容疑者がおととし、市が発注した調整池の建設工事の「設計価格」を、市内にある「グリーン企画建設」の専務・加藤均容疑者と、社員の斎藤忍容疑者に伝えて落札させ、公正な入札を妨害したとして逮捕されたものです。警察は捜査に支障があるとして、3人の認否を明らかにしていません。入札は「価格」と「地域貢献度」などを総合的に評価する方式で行われ、「グリーン企画建設」が、参加した3社のうち最も高い金額で落札していました。職員の逮捕を受けて、名取市は15日に会見を開き謝罪しました。市によりますと、今回の工事で佐藤容疑者は現場監督をしていて、他の職員が算出した「設計価格」を確認できる立場にいました。警察は加藤容疑者らが佐藤容疑者から聞いた「設計価格」をもとに、「グリーン企画建設」がより高い価格で入札を有利に進めていたとみて、事件の詳しい経緯を調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加