宮城県名取市の官製談合事件で、逮捕された市職員が下水道課に在籍していた期間について、不正落札の疑いがある建設会社がこの課の発注工事を少なくとも21件落札していたことが、新たに分かりました。この事件は、名取市が発注した排水を貯める池を作る工事の入札をめぐり、設計価格を漏らして不正な落札を行ったとして、市職員の佐藤源亮 容疑者(32)、市内の建設業者=グリーン企画建設の専務・加藤均 容疑者(63)ら男3人が逮捕されたものです。その後の取材で、佐藤容疑者が下水道課に在籍していた2026年3月までの4年間に、グリーン企画建設がこの課からの発注を少なくとも21件落札していたことが新たに分かりました。それ以前の5年間でこの会社が落札した下水道課の発注は、公表されているものでわずか1件でした。警察は、過去の落札案件についても不正がなかったかなどを含め、調べることにしています。