マッサージ師を目指す少女の前に現れた、全裸で横たわる47歳のエプスタイン…被害少女の「運命が変わった日」

数学教師から金融界に進出し、巨万の富を手にしたジェフリー・エプスタインが、各地で少女や若い女性をレイプし続けた史上最悪の性犯罪「エプスタイン事件」。今もアメリカ社会を大きく揺るがしているこの事件は、彼の世界中のネットワークを駆使しながら行われ、長くその実態が明るみに出ることはなかった。 この悪行を暴く大きなきっかけとなったのが、ひとりの被害者女性の告発だった。彼女はなぜ事件に巻き込まれることになり、そしてどのように立ち向かったのか。在米ライター・堂本かおる氏による 『エプスタイン事件 世紀の暗黒スキャンダルの全貌』 より、一部を抜粋して紹介する。◆◆◆ 米国司法省は、エプスタインの被害者は1000人を超えると見積もっている。その中から幾人もの女性が声を上げたが、最も果敢にエプスタインと共犯者たちを告発したのが、ヴァージニア・ジュフレイだった。 彼女は16歳でエプスタインから性虐待を受けた。フロリダとニューヨークの邸宅だけでなく、カリブ海にあるエプスタインのプライベート・アイランドやヨーロッパにも連れて行かれ、他の著名人に貸し出されることもあった。 だが19歳となったジュフレイは意を決してエプスタインの元を抜け出し、やがて加害者たちへの告発を始めた。2009年から16年間にわたって闘ったジュフレイだが、2025年4月、オーストラリアの自宅で自らの命を絶った。

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