南魚沼市の道の駅再整備事業をめぐる贈収賄事件。市と会社の随意契約があわせて約4000万円とみられることが捜査関係者への取材で分かりました。警察は収賄の疑いで逮捕した市の職員が会社が受注するよう便宜を図ったとみて調べています。捜査のメスが入った南魚沼市役所。<記者リポート>「いま現場に動きがありました。新潟県警の職員が到着したものとみられます」県警の捜査員が家宅捜索に入りました。市役所の捜索はおよそ2時間にわたり、段ボールに入った押収品を車両に積み込みました。市の職員が逮捕された贈収賄事件。収賄の疑いで逮捕されたのは南魚沼市 産業振興部の主事・山口智弘容疑者です。その山口容疑者への贈賄の疑いで「テレコムベイシス」の石川卓容疑者と、その部下の一木幸之佑容疑者が逮捕されました。山口容疑者は道の駅の再整備事業をめぐってテレコムベイシスが契約を受注するよう便宜を図った見返りに飲食代金12万円7000円余りの接待を受けた疑いがもたれています。捜査関係者によりますと、テレコムベイシスは2023年度から5件の契約を市と結んでいて、契約金額はあわせて約4000万円にのぼるとみられています。契約はいずれも入札による競争を行わず、自治体が特定の業者を選ぶ「随意契約」でした。捜査関係者は「今後もいいお付き合いをお願いしたいという気持ちだったのだろう」と、継続契約を見込む狙いがあったとみて、調べを進めています。