【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル高裁は19日、政治資金法違反などの罪に問われ、一審で懲役2年の実刑判決を受けた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁(83)の保釈請求を認めた。 韓被告は8月末の一審で、元教団幹部らと共謀して尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権側に金品を提供したとして懲役2年の実刑判決を受けたが、判決を不服として控訴している。 韓被告は持病の治療を理由にすでに約7か月間、勾留の執行が停止された状態だった。昨年9月に逮捕され、同11月に勾留の執行停止でいったん釈放されたが、執行停止期間の延長が認められず再収監された。今年3月に再び執行が停止され、病院で治療を受けてきた。 韓被告の勾留の執行停止期間はあす20日に満了する予定だった。 勾留の執行停止は、本人の病気や出産、家族の葬儀など緊急性が認められる場合に一時的に釈放する制度で、保釈とは異なる。 高裁は「被告の健康状態、事件の進行経過、証拠収集の程度などを考慮して保釈を許可するが、勾留の執行停止の条件よりも厳しい条件を課す」と説明。保釈保証金2億ウォン(約2400万円)を現金で納めるほか、居住地を現在治療を受けている病院に限定するよう命じた。医療従事者や弁護士、介護者ら以外との接触禁止も条件とした。