暴力団組員・山岡翔容疑者(41)逮捕…特殊詐欺の現金回収役で100万円騙し取った疑い 広域捜査に必要な「TAIT」を投入 去年4月の発足からわずか8カ月で300人摘発

東京・月島警察署で、口元に手をやり一瞬笑みを浮かべたように見える男は、暴力団組員の山岡翔容疑者(41)。 逮捕には、ある特殊捜査班が投入されていました。 仲間と共に滋賀県に住む60代の女性にうその電話をかけ、現金約100万円をだまし取った疑いが持たれている山岡容疑者。 金は、出し子役の男が埼玉県内のATMで引き出し、東京都内の駅のコインロッカーに預けた後、容疑者らが回収したということです。 山岡容疑者逮捕に必要だったのは、都県をまたいだ広域捜査。 投入された部隊が通称「TAIT(特殊詐欺連合捜査班)」。 広域的な特殊詐欺の捜査を専門とする部隊で、大都市圏を中心に500人の捜査員が所属し、2024年4月の発足からわずか8カ月で摘発数は300人にのぼります。 今回、警視庁はTAITを投入し、迅速に防犯カメラを捜査。 山岡容疑者の逮捕に至ったということです。

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