日弁連は20日、国際刑事裁判所(ICC)の機能や活動をテーマにしたシンポジウムを東京都内で開いた。ICC判事だった尾崎久仁子・東北大国際法政策センター特任教授(客員)が登壇し「虐殺など、大規模人権侵害は容認できないという普遍的な価値観を、国際社会として共有することが重要だ」と訴えた ICCは、アフガニスタンでの米兵による戦争犯罪の捜査を認め、ロシアのプーチン大統領に逮捕状を出している。こうした動きに米国やロシアが反発し、米国は赤根智子所長とICC本体を制裁対象とした。 この日のシンポでは、ロシアによるウクライナ侵攻など緊迫する国際情勢を踏まえ、国際社会における「法の支配」の役割を解説した。