「被害届無関係証明書を発行する」郵便局員名乗る女から電話 60代女性がニセ警察詐欺で1470万円被害

大分県別府市に住む60代の女性がニセ警察詐欺で1470万円をだましとられたことがわかりました。警察によりますと9月29日、女性の携帯電話に、広島県の郵便局員を名乗る女から電話があり「あなたが郵送した荷物を受け取った者が、身に覚えがないということで郵便局にその荷物を持って来ている。中に携帯電話やキャッシュカードなどが入っているが郵送したか」などと言われました。女性が郵送していないことを伝えると、その女から「被害届無関係証明書を発行するので、広島県警に電話するように」と言われ、教えられた電話番号に電話をかけたところ、広島県警察の警察官を名乗る男から「犯罪グループの男が、あなたに現金200万円を渡したと言っている。身の潔白を証明するためには口座にある現金を調べる必要がある」などと言われました。その後、さらに検察官を名乗る男とSNSアプリの“シグナル”で連絡することになり、その男からビデオ通話で逮捕状のようなものを見せられ「あなたに逮捕状が出ている。あなたの口座にある現金の番号を確認して犯罪収益に該当する現金があれば、あなたを逮捕する。無実を証明するため現金を確認する必要がある」などと言われました。女性は2回にわたり、紙袋に入れた現金620万円及び850万円をそれぞれ指定された別府市内の公園内のトイレ内に置き、自宅に帰りました。その後、同じ日に金融機関から連絡を受けた警察官が女性の家に赴いたことで、女性はその検察官を名乗る男に警察官が来ていることを伝えたところ、一方的に電話を切られたため、被害にあったことに気付いたということです。警察は「警察官や検察官が、アプリのビデオ通話で逮捕状を示したり、金銭の支払を要求したりすることは絶対にない。この手口は詐欺なのですぐに警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。

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