長野県佐久市の元看護師の男が、住宅に侵入しネックレスなどを盗んだ疑いで10月21日、逮捕されました。勤務先のカルテの情報を悪用し、犯行を繰り返していたとみられます。窃盗と住居侵入の疑いで21日、逮捕されたのは、佐久市の無職の29歳の男です。警察によりますと、2026年8月、御代田町の1人暮らしの90代女性の住宅に無施錠の扉や窓から侵入し、ネックレスや指輪など13点、合わせて約84万円相当を盗んだ疑いです。男性は、佐久総合病院佐久医療センターの元看護師で、被害にあった女性は、入院患者でした。男性は、佐久市内の住宅に侵入し、現金を盗んだ疑いなどでこれまでに3回逮捕されています。いずれの住宅も高齢者が1人で住んでいて、事件当時は、入院していたということです。警察は、男性がカルテの情報を悪用し犯行を繰り返していたとみています。男性は1回目の逮捕時は犯行を認めていたものの、その後は否認し、現在は黙秘しているということです。盗まれたものの一部は、東信地方の貴金属買取店に売られていて、警察は、ギャンブルなどの遊興費や借金の返済にあてる金を得るための犯行とみて動機も調べています。佐久総合病院は「職員が患者の大切な個人情報を不正利用したことは社会からの信頼を損なう重大な事態。厳粛に受け止め、個人情報の管理とコンプライアンスの徹底を図ります」とコメントしています。