フランスプロサッカーリーグ(LFP)は23日、リーグ・アン第8節パリ・サンジェルマン(PSG)対リヨンの一戦を延期すると発表した。25日にパルク・デ・プランスで予定されていたPSG対リヨン。王者PSGと中村敬斗も所属する好調の首位リヨン、勝ち点14で並ぶフランスの名門同士による序盤の大一番として大きな注目を集めていた。しかし、パルク・デ・プランスのあるパリ南西部はデモや暴動の中心地に。現在フランスでは、学校環境の改善を求めて学生たちが始めた抗議活動が生活費の上昇に抗議するデモ活動と結びついたことで激化。一部では暴動に乗じて略奪活動も行う暴徒も出現し、深刻な問題となっている。『New York Times』によると、前週土曜日にはフランス全土で合わせて110のデモ行進が行われ、50万人以上が参加したと見られている。また約1500店舗が破壊され、2400人近くが逮捕されたようだ。こうした暴動の影響から、LFPは警察からの助言を受けてPSG対リヨン戦の延期を発表。「10月25日(日)20時45分に予定されていたリーグ・アン第8節、パリ・サンジェルマン対オリンピック・リヨン戦の開催を禁止する警察当局の決定を受け入れ、放送権者である『Ligue 1+』と協議の上、同試合を10月26日(月)20時30分に延期することを決定した」と明かしている。今回の決定により、PSG対リヨンはバロンドール授賞式と同じ夜に開催されることに。PSGからはウスマン・デンベレなど複数選手がノミネートされているが、ロンドンで行われる授賞式を欠席する可能性があるようだ。なお、中村敬斗は前節ニース戦で一発退場となったことにより、PSG戦は出場停止となっている。