“シティ問題”の結末は?「勝ち点60剥奪」「最悪プレミアから除外も」…リバプール元監督は怒り心頭「シティ、ニューカッスル、PSGには…」

プレミアリーグは2026年9月、マンチェスター・シティによる財務規則違反を認定したと発表した。シティ側は控訴しているが、早ければ来年1月にも、勝ち点剥奪などの処分が下る可能性もある。この騒動について、現地『ガーディアン』紙などで健筆をふるう英国人記者が、ポイントや今後の見通しを詳しく解説する。〈NumberWebレポート/全3回の3回目。翻訳・構成:井川洋一。1回目、2回目はこちら〉 マンチェスター・シティはイングランド・フットボール史上最大の不正行為を犯していたのか──。 2024年12月、シティに対して提訴された100件以上の告発を調査した独立委員会の評決は、有罪だった。2026年10月中旬時点で、シティは引き続き無罪を主張して上訴しており、最終結果は来年の1月末までに下されるという。ただし、シティ側の「向こう10年、上訴し続ければいい」といった意向を示すEメールもリークされており、その時点でこの問題が結末を迎えるかどうかは不透明だ。 プレミアリーグが直面しているのは、ロードレースサイクリングのランス・アームストロング事件のようなものだ(訳者注:1999年から2005年にかけてツール・ド・フランス史上最多の7連覇を達成したものの、のちにドーピングしていたことが判明し、2012年にすべてのタイトルを剥奪された)。 つまり、あまりにも卓越していて真実とは思えなかった一連の成功が、疑われていたとおりの不正行為だったと証明されようとしている。「ファイナンシャル・ドーピングだ」 シティの行為をそう表現したのは、かつてアーセナルを率いたアーセン・ベンゲル監督だ。2008年にシティがアブダビのファンドに買収されると、彼らは金に糸目をつけずに、豪華な新戦力を迎え入れてきた。中には英国のライバルクラブから引き抜いた選手も少なからずいる。2011年夏には、アーセナルの主力だったサミル・ナスリを獲得。この元フランス代表MFは1年目の2011-12シーズンにシティのプレミアリーグ初制覇に貢献している。

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