山口県内の老舗和菓子店で2026年8月、店主の男性が何者かに殺害された事件で、発生から2カ月近くが経った25日、強盗殺人などの疑いで20代の男2人が逮捕された。2人は、いわゆる“便利屋業”を営んでいたとみられている。◆80歳店主死亡、妻は頭の骨折る重傷現場は、山口・美祢市にある創業約100年の和菓子店兼住宅。8月28日、この店の店主の齊藤一正さん(80)と妻(78)が、頭から血を流し倒れているのが発見された。齊藤さんは駆けつけた救急隊員によって死亡が確認され、78歳の妻は頭の骨を折る重傷を負った。齊藤さん夫妻は、祖父の代から受け継いできたという老舗の看板商品「宇いち饅頭」の味を守り続けてきた。付近の住民らは当時、2人が襲われたことへの驚きを口にしていた。近隣住民:真面目な方です。一生懸命仕事されていた。(殺されるような人では)ないと思いますね。◆裏口の鍵開き…金庫奪われるリポート:事件のあった自宅兼店舗ですが、ガラスが割れるなど、目立った荒らされたあとはありません。行警察によると、現場建物の窓が割れたり、こじ開けられたりした形跡はなかったものの、裏口の鍵が開いていて、金庫1つが奪われていたという。強盗殺人事件として捜査していた警察は25日、広島市の自称自営業・大倉万輝容疑者(27)と、山口・周南市の自営業・村岡耕志浪(こうしろう)容疑者(26)の2人を逮捕した。2人は現場から離れた場所に住んでいたが、防犯カメラの映像などから2人の関与が浮上したという。いずれも“便利屋”と呼ばれる仕事をしていた2人は、エアコンの設置や害虫駆除のほか、鍵を紛失した際の解錠作業なども行っていた可能性がある。また、2人は事件前から知人同士だったものの、齊藤さんとの間に面識はなかったという。警察は2人の認否を明らかにしておらず、事件に至った経緯など詳しく調べている。(「イット!」10月26日放送より)