熊本県八代市の新庁舎建設をめぐる市議会の百条委員会は、一連の汚職事件で賄賂の一部を隠そうとしたとして逮捕され、不起訴になった男性を参考人として招致することを決めました。■不起訴の男性を参考人招致へ百条委員会は、4年前に完成した八代市の新庁舎建設工事をめぐり、建設業者を選んだ経緯などを調べています。この問題をめぐっては、八代市議会議員の成松由紀夫被告らが特定の業者が有利になるように市の職員に働きかけ、見返りとして現金6000万円を受け取ったなどとして、あっせん収賄などの罪で起訴されています。10月27日の委員会では、業者側から渡された現金を隠そうとした、いわゆる「マネーロンダリング」の疑いで逮捕され、その後不起訴となった男性について、参考人として出頭を求めることを決めました。前回の百条委員会では、中村博生前市長が初めて公の場で証言し、「特定の業者に有利になるようなことはしていない」と関与を否定しました。一方、委員長からは今年7月の地震で損傷した市役所の免震装置について、「設計や施工などに問題がなかったかも調べるべきだ」との案が示されました。