自治体の職員などを装い、北海道上川地方に住む80代の女性からキャッシュカード2枚をだまし取ったとして、静岡県富士宮市に住む41歳の男が逮捕されました。詐欺の疑いで逮捕されたのは、静岡県富士宮市に住む無職の41歳の男です。警察によりますと、男は9月18日、何者かと共謀し、上川地方に住む80代の女性からキャッシュカード2枚をだまし取った疑いが持たれています。警察によりますと、何者かが女性に電話をかけ、「医療費の還付金がある」「古いキャッシュカードを新しいものに取り替えている」などと、うその説明を行いました。その後、男が女性の自宅を訪れ、キャッシュカード2枚を受け取ったとみられています。警察は、逮捕された男が被害者からカードなどを受け取る、いわゆる「受け子」とみていて、電話をかけた人物や、カードを使って現金を引き出す「出し子」は別にいる可能性があるとみています。だまし取られたカードからは、合わせて約18万円が引き出されていたということです。警察は捜査を進め、男が静岡県内に住んでいることを突き止め、27日に逮捕しました。調べに対し、男は「カードをだまし取ったことは間違いありません」と容疑を認め、「闇バイトに応募した」という趣旨の話をしているということです。警察は、男が特殊詐欺グループの一員として犯行に関わったとみて、指示役などの特定を進めるとともに、道内で余罪があるとみて調べています。