12歳男児に「親に30万円用意させろ」と脅す 海自隊員を懲戒免職

男児から現金30万円を脅し取ろうとしたとして、海上自衛隊呉地方総監部は28日、潜水艦「うんりゅう」の海士長の男(23)を懲戒免職処分とし、発表した。海士長は事実関係を認め、「ご迷惑をおかけして誠に申し訳ない」と話しているという。 総監部によると、海士長は1月5日午前1時35分~2時ごろの間、帰省先の奈良県内で、男児(当時12)に対して「親に現金30万円を用意させろ。応じなければお前の家を燃やして親も殺すぞ」と言って、脅し取ろうとした。 海士長は事件前、知人から「男児に勧められた場所にバイクを駐車したら、翌日にはなくなっていた。今から男児のところへ行くが、殴ってしまうかもしれない」と言われ、仲裁するつもりで現場へ向かった。だが、男児の態度に腹を立てて脅したという。 男児の家族から連絡を受けた奈良県警が3月、海士長を恐喝未遂容疑で逮捕していた。 「うんりゅう」艦長の栄屋義弘2等海佐は「乗組員が重大な規律違反を生起させて免職されたことを大変重く受け止め、おわび申し上げます」などとするコメントを出した。(相川智)

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