【10月30日 KOREA WAVE】韓国・大田(テジョン)市で、過去にストーカー被害を通報していた元交際相手を殺害し、逃走した疑いのある40代の男が拘束された。大田地裁は27日午後、殺人容疑で逮捕された男の拘束前審問を開き、「逃走の恐れがある」として拘束令状を発付した。裁判官は、男が事件後に実際に逃走したことも令状発付の理由に挙げた。男は24日午後0時36分ごろ、大田市中区の集合住宅で、元交際相手の40代女性の首を絞めて殺害した疑いが持たれている。家族の通報を受けて出動した警察は、防犯カメラの映像などを基に追跡し、18時間後に江陵(カンヌン)市内のホテルで男を緊急逮捕した。警察によると、男は事件直後、タクシーで仁川(インチョン)国際空港へ移動。その後、再びタクシーで仁川の月尾島(ウォルミド)に向かい、さらに江陵へ移動した。逃走中、携帯電話のSIMカードを抜くなど、警察の追跡を逃れようとした形跡も確認された。男は過去に、女性からストーカー行為を通報され、立件されていたことが分かった。当時、警察は女性にスマートウォッチを渡し、職場や自宅付近の巡回を強化したが、女性が処罰を望まない意向を示したため、男を送検しなかった。男は警察の調べに対し、「口論の末に犯行に及んだ」と、偶発的な犯行だったと主張している。一方、警察は逃走経路や追跡を逃れようとした行動などを踏まえ、計画的な犯行の可能性が高いとみて捜査を続けている。今後、計画性の有無を明らかにするためのデジタル鑑識を進めるとともに、男の身元を公開するかどうかも検討する方針だ。(c)KOREA WAVE/AFPBB News