複数の人が刃物で襲われる事件が相次いでいます。愛知・名古屋市では女性2人が刺され、いずれも重傷とみられています。さらに千葉県では、男性3人が男に刃物のようなもので切りつけられる事件が発生しました。事件が起きたのは名古屋市東区。JR千種駅から北西に約900メートル離れた市営住宅です。「母がケガをした」と110番通報が寄せられたのは、29日午後8時ごろのことでした。現場に駆け付けた警察官が、血を流して倒れている50代くらいの女性と80代くらいの女性を発見しました。親子とみられる2人は救急搬送され、いずれも重傷とみられています。80代くらいの女性は警察官の問いかけに対し、刺した人物について「息子に刃物のようなもので刺された…」と説明したといいます。現場から逃走した男は黒髪の短髪で、体格は太め。身長は165cmくらいで、白い長袖Tシャツと黒の長ズボン姿だったということです。警察は、男が凶器を持ったまま逃走している可能性もあるとみて、行方を追っています。人が切りつけられる事件は千葉県でも発生しました。29日午後7時半過ぎ、千葉・松戸市のJR馬橋駅周辺で、「男が通行人を襲っている」との110番通報が複数寄せられました。被害に遭ったのは10代〜60代の男性3人で、いずれも刃物のようなもので切り付けられ、腕などに軽いけがをしました。被害者の3人は、それぞれ別々の場所で襲われたといいます。3人が話す犯人の特徴と似ている男が馬橋駅へ向かうのを警察官が発見し、駅構内で男に職務質問したところ、果物ナイフを持っていたため、銃刀法違反の疑いで逮捕したということです。逮捕されたのは、コロンビア国籍のハラミージョ・マリン・アンドレス・マウリシオ容疑者(37)です。調べに対しハラミージョ容疑者は黙秘していて、被害に遭った3人とは面識はないということです。警察は、被害男性3人のけがとの関連を調べるとともに、他にも被害者がいる可能性も含め捜査しています。