部下の女性に性的暴行を加えた罪に問われている、元大阪地検検事正が、31日保釈され、逮捕から約2年4か月ぶりに身柄の拘束を解かれました。 元大阪地検検事正の北川健太郎被告(67)は、検事正在任中だった2018年9月、大阪市内にある官舎で、酒に酔って抵抗が難しい状態だった当時の部下の女性・ひかりさん(仮名)に対し、立場に乗じて性的暴行を加えたとして、準強制性交の罪に問われています。 2024年10月の初公判で、北川被告は「公訴事実を認め、争うことはしません」と起訴内容を認め、「被害者に深刻な被害を与え、深く反省している。所属する組織の人たちに多大なご迷惑をかけ、世間を騒がせたことを申し訳なく思っている」と謝罪していましたが、その2か月後、無罪を主張する方針に転じ、裁判は中断していました。 今月27日、2年ぶりに再開した裁判で北川被告は、「女性が抵抗不能だったことは否認し、争います」とし、弁護側も「女性は(性行為に)同意していた」として、無罪を主張しました。 北川被告の弁護士は裁判と同じ27日に保釈請求をし、大阪地裁は29日、保釈を認めていました。これを受け、検察側は抗告していましたが、30日、大阪高裁は抗告を棄却しました。保釈保証金は1000万円ということです。