ごみ収集業などを巡る官製談合事件で、愛媛県大洲市は31日に会見を開き、当時の男性係長が元市議の男に予定価格を漏らしたとして略式起訴されていたことを明らかにし、陳謝しました。大洲市によりますと、官製談合防止法違反などで29日に略式起訴されたのは、当時、大洲市環境生活課の係長だった男性職員です。この事件をめぐっては、元市議の村上常雄容疑者が2年前のごみ収集業などの契約を前に、非公表の価格情報を市の職員から不正に入手。複数の業者にその情報を伝えた見返りに、あわせて現金1500万円の賄賂を受け取ったとして、あっせん収賄の疑いで29日に逮捕されています。31日の会見の冒頭で、大洲市の二宮市長は「誠に申し訳ござませんでした」と陳謝しました。会見では、当時の環境生活課の男性係長が、別の男性職員を介して非公表の価格情報を村上容疑者に漏らしていたとして略式起訴され、29日に松山簡易裁判所から罰金80万円の略式命令を受けていたことが明らかにされました。なお、別の男性職員は証拠関係に照らして、不起訴処分となっています。市は今後、略式起訴された職員を事実関係を確認した上で厳正に処分し、関与した5つの業者についても入札参加資格の指名停止などの処分を検討するとしています。