2026年10月下旬、静岡県沼津市に住む無職の40代男性が、警察官や検察官かたる人物から現金約2700万円をだましとられる特殊詐欺(ニセ警察詐欺)事件がありました。警察によると、2026年10月下旬、静岡県沼津市に住む無職の40代男性の携帯電話に、警察官や検察官をかたる人物から「マネーロンダリング事件の犯人を逮捕したところ、あなた名義のキャッシュカードを持っていた」「犯人は犯罪収益の20%をあなたに渡すように取引していたと話している」「あなたの口座のお金を調べる必要がある」などと電話がありました。男性は、指示されるままインターネットバンキングを利用して、指定された口座に、3回に分けて現金約2700万円を振り込んだということです。犯人グループは男性に対して、LINEのビデオ通話機能を利用して警察手帳のようなものを見せて信用させていました。男性は「資金調査終了後に連絡する」と言われていたものの連絡がないことなどから詐欺の可能性が高いことに気づき、10月31日に警察署を訪れて相談し、被害が発覚。男性は被害届を提出しました。警察官をかたった詐欺事件が増えていて、警察は「警察官がお金を振り込ませたり預かったりすることはありません」「逮捕状や警察手帳の写真をメッセージで送信したり、ビデオ通話などで見せることはありません」などと呼びかけています。