SNSやブログを中心にエッセイ漫画を発信しているReina(@Reina770)さん。連載中の『出産から5カ月で夫が居なくなりました』は、産後間もない時期に夫が逮捕されるという衝撃的な実体験を描いた作品だ。今回は、作品誕生の背景や当時抱えていた苦しみについて話を聞いた。■戸惑いのなかで芽生えた「誰かに寄り添いたい」という思い本作を描くべきか、長らく悩んでいたというReinaさん。当時は“産後クライシス”という言葉すら知らず、出産に伴う心身や夫婦関係の変化に戸惑う日々を送っていた。それでも、「同じように悩む人へ、少しでも安心や共感を届けられたら」という強い思いから、漫画として発表する決意を固めたという。■「浮気されても仕方ない」自分を責め続けた葛藤と悲劇産後5カ月という過酷な時期に起きた、突然の「夫の逮捕」という現実。Reinaさんは「寂しさや不安でいっぱいだった」と振り返る。自身の言動が原因ではないかと自分を責め立て、追い詰められていった。作中では、夫から「このままだと僕、浮気するかもよ?」と告げられる場面もある。それに対し、「女性として応えられない自分が苦しかった。それで気が晴れるなら好きにしてほしいと思うほどだった」と、当時の切実な胸中を明かした。■本当に必要だったのは「伝えること」よりも「お互いの余裕」当時の夫婦関係を振り返り、「自分の気持ちは正直に伝えようと意識していたが、お互いに心も時間も余裕がなく、話し合いが喧嘩になってしまっていた」と語るReinaさん。「大切だったのは“伝えること”以上に、“お互いに余裕を持つこと”だったのかもしれない」と気づきを得たという。最後に「産後は想像以上に心も体も変化する。うまくできないときこそ自分を責めず、ひと呼吸おいてほしい」とメッセージを寄せた。Reinaさんは『0日婚』『出産レポ』など、ほかにもリアルな感情を丁寧に描いたエッセイ漫画を公開中だ。取材協力:Reina(@Reina770)※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。