「口座のお金を警察に移して」60代女性が726万円だまし取られる特殊詐欺…不在着信からウソの逮捕状、LINE連絡でニセ警察官も登場

個人情報が漏えいした疑いがあるので被害届を出すかと問われるなどして、富山市の60代女性が、警察官や検事を名乗る相手に、約726万円をだまし取られる特殊詐欺の被害に遭いました。富山南警察署によりますと、今年7月29日、富山市に住む60代女性の固定電話に不在着信があったことから折り返しの電話をかけたところ、大阪中央郵便局の職員を名乗る相手が出て「あなたあての荷物が届いており、中身を確認したところ、キャッシュカードと預金通帳が入っていた。個人情報が漏えいの疑いがあるので被害届を出しますか」と言ってきました。その後、女性の携帯電話にテレビ電話がかかり、大阪府警の警察官を名乗る人物が「LINEで定時連絡をしてください」と求めてきました。8月4日には、テレビ電話で「逮捕状が出ています」と言われ、逮捕状を見せられました。さらに検事を名乗る人物から「犯人にお金が悪用される前に警察が用意する銀行口座にお金を移してください」と指示されました。女性は指示に従い、8月5日から21日までの間に3回にわたって合計726万5,047円を振り込んだということです。その後、女性は新聞報道で特殊詐欺の記事を読んで被害に気づき、警察に届け出ました。警察は、ニセの逮捕状を見せて本物の警察官を装った手口であるとしています。警察官がSNSで連絡をとることはないとしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加