架空請求で1.3億円の損害与えた疑い 物流大手子会社の元所長逮捕

取引先の会社に架空の運送代金を請求させて当時の勤務先に約1億3千万円の損害を与えたとして、大阪府警は2日、物流大手「センコー」(大阪市北区)の子会社「南大阪センコー運輸整備」(堺市南区)の元営業所長の男(47)ら3人を背任の疑いで逮捕し、発表した。 ほかに逮捕されたのは別の営業所長をつとめていた男(40)と、運送会社「アーク」(大阪市東住吉区)代表の男(52)。府警は3人の認否を明らかにしていない。 捜査2課によると、3人の逮捕容疑は2022年10月~25年1月、28回にわたり、アークから南大阪センコー運輸整備に運送代金に関する虚偽の内容が含まれた請求書を提出させるなどして、南大阪センコー運輸整備からアークに架空の運送代金として約1億3600万円を振り込ませて損害を与えたというもの。 府警は3人が不正に得た金を飲食などの遊興費に充てていたとみて調べている。 25年8月に、南大阪センコー運輸整備から府警に「架空請求が発覚した」との相談があり、その後告訴状を受理し、捜査していたという。 南大阪センコー運輸整備が公表した調査報告書によると、19年4月以降、複数の営業所で計約3億6700万円の運送代金の架空請求が確認されているという。(黒田陸離)

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