車のボンネットに人を乗せたまま2キロ以上、走行したとして逮捕された79歳の女。面識のない2人に何があったのか。女は「病院の時間が迫っていた」と話しています。■ボンネットに「人乗ってる!」 道路を走る車、ボンネットにはしがみ付く人の姿が見えます。目撃者「もうびっくりしました。まるでドラマの撮影の一シーンみたいな感じ。もう必死やったと思いますよ。半分ずれ落ちているみたいな形やったから体勢が」 その数分後には車が向かった方向に走る警察車両も見えます。 車を運転していたのは奈良県橿原市の無職・東千鶴子容疑者で、殺人未遂の疑いで逮捕されました。 ボンネットに乗っていたのは面識のない56歳の男性。事の発端は車のトラブルでした。容疑者を知る人「(東容疑者は)あまり人付き合いはよくない感じ。年の割には荒っぽいというか、達者な運転をしはるなと」 東容疑者が住む集合住宅の駐車場。警察によりますと、容疑者が車に乗ろうとしたところ、隣に止めてあった男性の車にドアが当たります。 偶然、目撃した男性が…。目撃した男性「当たりましたよ」 容疑者が車を発進させようとしたため、車の前に立ちふさがります。容疑者は構わずに発進。男性ははねられ、ボンネットに乗り上る形に…。 6、7分走る間、男性は110番通報もしています。男性「今、ボンネットに乗っています」警察「危ないから降りられるんやったら降りて下さい」 男性は車が信号待ちで停車していた際に、ボンネットから降りました。右手小指の打撲など全治2週間の軽傷です。 東容疑者は一部容疑を否認しているということです。東容疑者「殺そうとは考えておらず、これくらいなら大丈夫だろうと思った。病院の時間が迫っていた」