静岡県が発注した磐田市の河川工事の入札を巡る官製談合事件。逮捕された県の職員など3人が4日、起訴されました。会社の集合写真に写る2人…。土木建築会社「アキヤマ」の常務取締役で72歳の被告の男と取締役で63歳の被告の男。11月4日、静岡地検によって起訴されました。(カメラマン)「警察署から1台車が出てきました。これから検察庁に身柄が送 られます」2人は、同じく4日に起訴された県袋井土木事務所 工事課の被告の男と共謀し、2月、磐田市内の工事に関する競争入札で、予定価格を事前に漏らし不正に落札した罪に問われています。捜査関係者によると、3人は逮捕当時容疑を認めたということです。「アキヤマ」が落札したのは一級河川の防災対策工事の2件で、仮設道路の工事は最低制限価格と同じになるように5272万円で入札。仮設の橋の工事は調査基準価格からプラス1万円になるよう2億9745万円で入札していました。この入札の裏にあったとされるのが、県職員の被告の男と「アキヤマ」取締役の被告の男のつながりです。20年以上前の公共工事で知り合ったという2人。県職員の被告の男は、職員用の個人メールアドレスから取締役の被告の男に予定価格をメールで送り、その際、メールには…。(県職員の被告の男)『見たら削除してください』などと記載されていて、捜査関係者は、県職員の被告の男が違法性を認識していたとみています。一方の業者側は、今回の事件について…。(常務取締役の被告の男)『どうしても工事を落札したかった』という趣旨の供述をしていて、地元の大型事業を確実に受注するため、県職員の被告の男に接触していたとみられています。また、土木建築会社の「アキヤマ」は2025年度、県袋井土木事務所から11件の工事を受注していて、契約額は計約7億4000万円。いずれ県職員の被告の男が担当していたということです。事件を受け、県は会社に対し18か月間の入札参加停止の処分を下しています。公共の工事で起きた官製談合事件。今後、法廷で詳しい動機や経緯が明らかにされるでしょうか。